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目次
1. 本記事の目的
星野リゾートは、本記事執筆時の2021年に、OMOを中心とした施設の展開を加速しています。3月まででも界霧島がオープンし、6月に界別府のオープンが決まっております。ただ、特質すべきはOMOのオープンです。なんと、沖縄1施設、京都は3施設もオープンする予定です。
なお、今年中に何施設か予約する予定ですので、お楽しみに。
2. 新施設開業の内容
株式会社星野リゾート(所在地:長野県軽井沢町・代表:星野 佳路)は、3月16日にニュースリリースを出しました。その内容が衝撃的で、OMO3京都東寺を2021年4月15日に、OMO5京都三条を2021年4月15日に、OMO5沖縄那覇を2021年5月13日に、OMO5京都祇園を2021年秋に開業すると発表しました。コロナ禍の中、まさに怒涛の開業ラッシュであり、これは一度記事でまとめる必要があると思い、本記事を書いています。
なお、OMOのうしろにある数字(3とか5)は、サービスの幅を示しているようです。この数字があることで、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶことができます。
3. OMO3京都東寺
OMO3京都東寺は、新幹線から見えるシンボル「五重塔」が美しい、静かな街が広がる東寺エリアに位置しております。
「心の時空トリップ」をコンセプトに、東寺エリアの個性を深掘りした都市観光ホテルを目指します。ホテルより徒歩約5分の場所には、世界遺産の「東寺」があります。
パブリックスペースであるOMOベースには、「写経テーブル」や「心柱(しんばしら)ブックテーブル」、ご近所へ出かける旅をサポートするサービス「Go-KINJO(ごーきんじょ)」が用意されています。
4. OMO5京都三条
OMO5京都三条は、京都市の中でも町衆の文化が栄えてきた繁華街、三条エリアに位置するホテルです。「京町らんまん川歩き」をコンセプトに、三条エリアの個性を深掘りした都市観光ホテルを目指します。街歩きの醍醐味を味わいたいという方に向けて、見る・買う・食べるの「楽しい」がギュッと詰まった滞在を提供します。
パブリックスペースであるOMOベースには、「OMOカフェ」や「Go-KINJO(ごーきんじょ)」、「ご近所マップ」、「ご近所アクティビティ」が備わる予定です。
5. OMO5沖縄那覇
OMO5沖縄那覇は、沖縄県最大の都市・那覇市に開業するホテルです。「OMO5 沖縄那覇」のコンセプトは、「バザールって、ちむどんどん♬」です。琉球王朝時代から独特の情緒を育んできた那覇の街全体を「バザール(市場)」と捉え、ちむどんどん(沖縄の方言で「わくわくドキドキ」の意味)に楽しみつくすホテルステイを提案いたします。活気あふれる商店が並ぶ「国際通り」、沖縄の台所である「牧志公設市場」、琉球王朝時代からの史跡や伝統工芸・文化が色濃く残る「首里城エリア」などの有名スポットはもちろん、知られざる那覇を満喫する、テンションが上がる沖縄旅の楽しみを創出します。
パブリックスペースであるOMOベースには、「OMOカフェ」や「Go-KINJO(ごーきんじょ)」、「ご近所マップ」、「ライブラリー」が備わる予定です。
6. OMO5京都祇園
OMO5京都祇園は、お座敷へ行く前の舞妓さんが、はんなりと歩き、石畳の道を曲がると迷い込みそうな小路がたくさんあるエリアに開業するホテルです。
花街を彩る老舗を覗いたり、細長い路地を奥まで歩いたり、祇園の街を楽しむ体験を提案していきます。祇園の街に溶け込み、識(し)りたい気持ちが満たされる都市観光ホテルです。
詳細は未定のようです。
以上、星野リゾートのOMOブランドの新施設開業情報でした。星野リゾートの全施設制覇を目指している私には、非常に厳しい年となりそうです。