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目次
1. 本記事の目的
本記事では、最近株主優待を導入したひろぎんホールディングス(7337)、に焦点を当て、簡単に本株式を紹介します。
結論として、配当利回りや株主優待を鑑み、株式を保有するメリットは高いと言えます。そのため、値上がりを狙うというよりは、NISAで長期間保有し、配当と優待を享受することをおススメします。
2. ひろぎんHDとは
ひろぎんHDは、2020年10月に「広島銀行」と「ひろぎん証券」、「しまなみ債権回収」、「ひろぎんキャピタルパートナーズ」、「ひろぎんリース」の5社が、持株会社の直接出資会社として再編した企業です。
この再編は、グループ一体となりサービスを提供する体制を整えるで、徹底した顧客起点のビジネス展開と、顧客ニーズへの的確な対応狙ったものです。持株会社という新たなグループ経営形態を採ることで、金融に加え非金融分野のあらゆるニーズにお応えできる「地域総合サービスグループを目指すそうです。
3. 広島銀行の業績
ひろぎんHDは設立間もないため、決算の一期目がまだ到来しておりません。そのため、広島銀行の業績を紹介いたします。
広島銀行の業績は、よく言えば安定、悪く言えば漸減です。売上も利益も横ばいで、将来的に急増する兆しは見えません。基本的に日本の地銀の業績
ただ、配当や優待目当ての株主にとっては、安定した業績は非常に心強いです。
4. ひろぎんHDの配当
2021年の1/28時点での株価は609円で、配当金は年1,800円です。この金額で計算すると、配当利回りは約3%となります。ひろぎんHDはIRページにて「安定配当」に加え、親会社株主に帰属する当期純利益を基準とする配当目安テーブルに基づいた「業績連動型の配当」を導入していると表明しています。
安定配当とは、安定的な配当実施の観点から、1株当たり年18円を支払うということです。また、業績連動型の配当とは、親会社株主に帰属する当期純利益に連動した配当金を支払うということです。要するに、基本的には18円の配当が約束されているということです。嬉しいですね。
5. ひろぎんHDの株主優待
安定した配当のみならず、ひろぎんHDは株主優待が非常に安定しています。特に地元特産品のカタログギフトは100株以上で2,500円相当ももらえるため、配当利回りと合わせて総合利回りが7%を超えます。
されに公益財団法人ひろしま美術館の招待券や、「広島東洋カープ」「サンフレッチェ広島」「広島交響楽団」の観戦・鑑賞ペアチケットを抽選で贈呈してくれます。非常に手厚い株主還元ですね。
6. まとめ
以上見ていただいた通り、ひろぎんHDの株主還元は非常に手厚いです。そのため、株主優待好きとしては、株主優待のスーパールーキーであると言えます。
また、地銀業界では嬉しいニュースがあります。それは、地域金融機関を支援する新制度です。経営統合や経費削減に取り組むことを条件に、日銀に預ける当座預金に年0.1%の上乗せ金利を付けるということなのですが、ひろぎんHDが位置する中国地方は再編が必須の地域であるため、将来的に再編が進むと見られます。単元株価も高くないため、節約して購入してみてはいかがでしょうか。
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