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目次
1. 本記事の目的
本記事は、何かと色々プランがあり、宿泊料金が日々変動する星野リゾートの予約時のコツと注意点について、予約ページや著者の経験から書きたいと思います。
2. 星野リゾート予約時の基本的な留意点
①ダイナミックプライシング
星野リゾートは、宿泊予約において基本的にダイナミックプライシングを採用しています。ダイナミックプライシングとは、消費者の需要と供給に応じて価格を変動させることです。
要するに、休前日等の星野リゾートに泊まりたい人が多いときは、料金が高くなります。特にGWやお盆、年末年始は非常に宿泊料金が高く、かつ予約も全くとれないので、ほとんどの人は縁がないのかもしれません。
例えば、「星のや東京」の料金で見てみます。私は、GoToキャンペーンで東京が対象となる9月18日の正午すぐに予約を取りました。部屋は「桜 ツイン」、人数は大人2名、夕朝食付プランで、12月25日から一泊です。その際は、サービス料等含めてGoToトラベルを適用しない金額が一人当たり67,426円でした。
しかし、本記事執筆時の9/28時点の金額は、以下の画像の通りです。
なんと、サービス料等含めると、一人当たり82,672円と、約15,000円程度金額が跳ね上がっています。これは、GoToトラベルの影響をもろに受けているため極端ですが、こういったことが星野リゾートではしばし起こります。そのため、旅行の需要を見極めて予約を取ることが賢い選択の一つとなります。
②ベストレート保証
星野リゾートのや予約をとる際に、「ご予約は当サイトが最もお得です。」という表示があります。これは、Booking.com等のホテル予約サイトから予約させることを防ぐために行っています。ホテル予約サイトから宿泊予約を行うと、結構な額の手数料が予約サイトに入ってしまいます。そのため、星野リゾートとしては直接HPから予約してほしいのです。
ただ、時期やタイミングにより、たまにJTBとかのツアー会社からの予約の方が安いことがあります。非常に珍しい現象ですが、こまめにツアー会社を確認してみるのもいいでしょう。
③キャンセル規定
星野リゾートには、特殊なキャンセル規定があります。特に、うまく使うと非常に割安で宿泊できる30日前優待や60日前優待には注意が必要です。なんと、キャンセル料は予約時点から100%となります。なので私は保険という観点から、かなり先の予約での優待利用は控えております。
星野リゾートの宿泊予約を行う際は、キャンセル規定をよく確認しましょう。
3. 星のやブランド予約のコツ
このブランドの宿泊料金は高めで、一番価格帯の安い星のや東京でも、二食付きだとだいたい5万円以上かかります。そのため、冬の平日等、できるだけ安い時期を狙って泊まることをおススメします。
プランとしては、二泊以上すると25%割引になるプランが共通であります。また、星のや東京にはレイトチェックインで安くなるプランがある等、各星のやほとの独自プランもあります。
一番の注意点は、一人で予約すると非常に割高になるということです。友達や恋人、家族と楽しみましょう。
4. 界ブランド予約のコツ
界の特徴として、「ひとり旅」という一人には嬉しい割引プランがあります。なんと、最大30%も割引されるのです。注意点は、44日先の日付までの予約しかできない点です。
また、セゾンカードを利用されている方は一部の宿でご優待プランがありますが、そこまで安くならないため私は使いません。
5. リゾナーレブランド予約のコツ
リゾナーレの特徴として、季節により宿泊料金が安くなります。例えば北海道のトマムにあるリゾナーレトマムは、夏の平日に行くと3万円弱でスイートルームに泊まれる可能性があります。
6. OMOブランド予約のコツ
OMOの特徴として、料金が非常にリーズナブルであるという点が挙げられます。また、宿泊プランも特徴的なものが多く、東京の大塚にあるOMO5では、飲み放題プランなんてのもありました。
比較的土日も高くないので、そこまで気にせず予約することができるでしょう。
7. BEBブランド予約のコツ
BEBの特徴として、指定された歳(29歳)以下が割引になるという、若者には嬉しい割引プランがあります。また、休前日にも金額が変わらないという嬉しい料金体系です。
加えて、部屋ごとに料金が決められているため、三人部屋の場合は二人より三人で泊まると安くなります。
以上、星野リゾートの宿泊予約方法のコツと注意点でした。一人でも多くの旅行者の参考になれば嬉しいです。