星野リゾート宿泊記 界アンジン

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1. 界アンジンとは

界アンジンは、星野リゾートが運営する旅館の一つです。英国人航海士・三浦按針ゆかりの地に建ち、大航海時代の船旅気分で過ごす休日が楽しめます。

大浴場からは青く広がる太平洋を一望することができます。朝日にきらきらと光る水面、グラデーションに染まった空と海の色など、時間とともに移りゆく眺めをご堪能ください。

【参考】界アンジン

アクセス

東京からだと東名高速道路を利用していくことが出来ますが、最寄りのインターチェンジが厚木ICのため、自分は電車を利用しました。一応駐車場にはEVの充電スタンドがあります。

界アンジンは、東京駅から特急踊り子号で110分のJR伊東駅から徒歩で向かいます。

徒歩だと15分かかるので、歩きがつらい方はバスを利用してください。

湯の花通り商店街という風情のある道を歩くと楽しいかもです。

少し入口に迷いますが、一際大きくて立派建物が界アンジンです。

2. 利用したプラン

今回利用したプランは、定員3名のトリプルという部屋での連泊プランです、もちろん、星野リゾート系列の宿泊で一番の楽しみである夕朝食付きです。全て込みで一日当たり22,326円のプランでした。ちなみに連泊だと料金が20%オフになります。

界ブランドの特徴としては、チェックアウトの時間が遅いということが挙げられます。12時チェックアウトです。ちなみに、チェックインは15時ですが、早く行きすぎても部屋に入れません(アーリーチェックインのオプションはあり)。

もう一つ「界」ブランドの良い点としては、一つの施設におけるお客さんの総数が少ないことです。そのため、お風呂や食事もゆったりと楽しむことができます。また、若者が少ないため、ガヤガヤワイワイした雰囲気が苦手な方には本当におススメです。

また、界ブランドは施設ごとに値段が大きく異なるという点があります。ダイナミックプライシングなので値段は季節ごとにことなりますが、紅葉の時期に訪れた界加賀は約5万円かかりました。ちなみに界津軽と界鬼怒川は約4万円でした。

界日光は、「界タビ20s」という若者には嬉しい激安プランを利用しました。これは、20代限定のプランで月~木曜日限定で予約できます。1泊2食付で一名当たり 19,150円で宿泊できる最高のプランです。

【参考】星野リゾート宿泊記 界加賀

【参考】星野リゾート宿泊記 界津軽

【参考】星野リゾート宿泊記 界鬼怒川

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【参考】星野リゾート宿泊記 界アルプス

【参考】星野リゾート宿泊記 界日光

【参考】星野リゾート宿泊記 界出雲

【参考】星野リゾート宿泊記 界別府

3. 界別府のサービス

ご当地楽

星野リゾートの「界」では、その土地ならではの魅力を楽しめるよう特別なおもてなしである「ご当地楽」が用意されています。

界アンジンのご当地楽は、紅茶かき氷です。三浦按針の母国イギリスの文化にちなんでいるようです。

レモンティーとミルクティーの2種類の味より選ぶことができます。

トラベルライブラリー

界アンジンには、ゆっくりくつろぐことができるトラベルライブラリーが1Fのフロント脇に設置されています。トラベルライブラリーとは、ご当地の歴史や文化、自然、工芸にまつわる本から旅情を盛り上げる物語まで、ずらりと並んでいる場所です。

空間内には帆船(サン・ブエナベンツーリ号)が鎮座しています。非常にかっこいいです。サン・ブエナベンツーリ号はウィリアム・アダムス(三浦按針)により建造された120tの船で、難破により漂着した人の帰国の際に使われたようです。

本やレコードもあります。レコードでJAZZがかかっており、非常にリラックスできます。

また、無料のドリンクが常時置いてあります。コーヒーマシンの他に、ウォーターサーバーやティーパックが常備されており、24時間いつでも利用することができます。

やっぱり帆船がかっこいいですね。

ここで淹れたドリンクは、どこへでも持ち運ぶことができます。

営業時間が3:00PM~12:00 AM、7:00AM~12:00PMなのでご注意を。

大浴場

※人がいない時に特別に撮影許可をいただいております。

大浴場からは青く広がる太平洋を一望することができます。朝日にきらきらと光る水面、グラデーションに染まった空と海の色など、時間とともに移りゆく眺めをご堪能ください。

もちろん水は置いてあります。

海と温泉が一体になって綺麗ですね。

湯上り処

湯上がり処には、長い航海に耐えられるビールとして開発され船乗り達にも飲まれたIPAが用意されています。3:00PM~10:00PMの間、無料でお飲みいただけます。

自分で注ぐ式です。

他には、りんご酢とぐり茶が置いてありました。

もちろん、界に必須のアイスキャンディーもあります。界別府のアイスキャンディ―は四種類もあり、飽きがこなさそうです。

近くにサンブエナデッキがあるため、ビールを飲みながら夕涼みしましょう。

ウェルカムサービス

部屋ではお菓子が用意されており、チェックイン時にお茶も用意されます。

二日目にはお茶羊羹が置いてありました。

アメニティ

界アンジンのアメニティです。部屋には乳液からローションまで、スキンケア商品が一式揃っています。また、ヘアゴムや櫛、カミソリ、歯ブラシも部屋に無料でついております。タオル等を持ち運ぶ際に使う風呂敷もおしゃれです。

部屋着として。作務衣や上着があります。服のサイズは変える事ができます。

ドリンクサービス

冷蔵庫には、冷水筒に入った無料のお水と静岡みかんジュース、甘酒ときめく、ハートランドビールが入っていました。

食器は豊富に用意されています。特に界のドリップコーヒーは美味しいのでお持ち帰りください。

4. 界アンジンの部屋

今回私が宿泊したのは、「定員3名のトリプル」です。

扉を開けると仕切りが目に飛び込みます。

窓一面にオーシャンビューが広がる素敵な景色が広がります。物が少なく非常にシンプルな部屋です。

ソファーやベッドもゆったり配置されています。

お風呂やトイレも流石星野リゾート、綺麗で清潔です。アメニティも非常に充実しています。もちろんドライヤーも完備されています。トイレはシックかつ綺麗ですね。

ルームキーですらなんとなくおしゃれです。

5. 界アンジンの食事

界アンジンでは、会席料理を楽しむことができます。新鮮な魚介に三浦按針の出身である英国のエッセンスを加えた特徴の和会席です。異素材をデザインした遊び心あふれる空間で味わう料理は、ビールとの相性も抜群です。

夕食

界でのお食事は、空間を贅沢に使ったモダンな食事処で楽しむことができます。

静岡ということもあり、界アンジンのドリンクはクラフトビールが多いです。ただ、今回は無料のクラフトビールを飲み過ぎたため、ビールはほとんど飲みませんでした。もちろんお酒が飲めない人用にノンアルコールドリンクもあります。

今回は「月の桂 吃驚仰天」というャンパンのように発泡する甘酸っぱい低アルコール日本酒を選択しました。懐石料理にはやっぱり日本酒ですね。

もちろんビールも頼みました。キリン一番搾りプレミアムです。

お品書きは下の写真の通りです。特産の海鮮を使用した料理があります。伊豆半島は山もあるため、山の幸も結構多いです。

ちなみに連泊二日目のお品書きとなります。

界アンジンの料理も、他の界と同様に海の幸と山の幸のバランスが取れているという印象です。他の界でもそうですが、出汁を大切にしております。

胡麻の香りが効いている豆腐です。

高級な蟹なんかも使われております。

メインは小皿に乗った宝楽盛りの八寸料理とお造りです。烏賊が美味しかったです。

じゃがいもの変わり揚げが絶品でした。

帆立なんかも普通に出てきます。

界名物の土鍋ご飯です。おこげがめちゃくちゃ旨いです。界アンジンの土鍋は牛時雨がベースで、本当に美味しくいただきました。

汁ものとよく合います。

今回は誕生日が近い人がいたということもあり、界のお祝い箱を頼みました。界ブランドでは2017年9月より、記念日の宿泊の方を対象に、プリザーブドフラワーとケーキをお重に詰めてセットにした「お祝い箱」が提供されています。

普通のデザートにも「おめでとうございます」と書かれたチョコレートが!

朝食

目覚めの一杯とお茶です。

お米の炊き方も固めで、干物やお浸しと非常に合います。

湯葉も美味しいです。

界アンジンの朝食のメインは潮汁です。潮汁は、魚介類のだしを塩で味付けた汁物の一つです。 鯛と焼豆腐、茸、葱なんかが入っております。

出汁が本当によく効いており、飲んだ次の日の食事に最適です。

6. その他

売店

界アンジンの売店は、お土産ものやお酒、お菓子といったものがバランスよく並べられておりました。

食器やドリップコーヒーなんかもあります。

サンブエナデッキ

界アンジンの8階には、サンブエナデッキがあります。サンブエナデッキは船の甲板にみ立てた見晴らしのよい場所で、ビールやアイスキャンディ―なんかも持ち込むことができます。

少し天気が悪いですが、景色は本当に良いです。

昼間はランタンが使われておらず、夜になると活躍します。

綺麗で本当に癒される空間です。

喫煙所

界アンジンには一つだけ喫煙所があります。

この喫煙所、なんと目の前に素敵な庭園を眺めることができます。

按針メモリアルパーク

界別府の目の前には、「按針メモリアルパーク」があります。日本初洋式帆船を建造した三浦按針の事績を記念した小さな公園です。

按針と船の銅像があります。

地下道なんかもあります。

7. 周辺施設

備屋珈琲自家焙煎工房

周辺には魅力的な食事処があります。その中でも、特におすすめしたいのが「備屋珈琲自家焙煎工房」です。

温泉街の一角にたたずむ喫茶店で、生豆をお選びいただき店頭で焙煎、お持ち帰りもできます。

ホットコーヒーを頼み、ゆっくりしました。

道の駅伊東マリンタウン

道の駅伊東マリンタウンは、子どもからお年寄りまでが1日中楽しめる観光施設で、無料駐車場や海の見える日帰り温泉・足湯、食事処が集まっています。

らーめんが食べたかったので、ラーメンじゃりまんを訪問しました。

これでもか、というくらい魚介がのっている割には、非常にリーズナブルで美味しいです。

大室山

大室山は標高は580mの山で、国指定の天然記念物です。その美しい景観は伊東八景であり、静岡県景観賞優秀賞を受賞しています。

ただ、この日は霧がかかっており、何も見えませんでした。

立派な鳥居なんかもあります。

リフトで山頂へ向かうことができます。

総合的な評価としては、酒好きにはたまらないという感じです。湯上り処のクラフトビール(インドの青鬼)が美味しすぎます。サンブエナデッキも眺めが良かったのですが、天気が悪かったので、次回は晴天の日に再訪したいです。

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このサイトを運営しているhk5です。
1991年生まれ、東京生まれ東京育ち。
都内の某私立大学を経て、某シンクタンクの支社決算業務の主担当として従事。 3年半勤務後、某コンサルテインングファームでAIプロジェクトの企画書作成、某金融機関のチャットシステム実装のPMO、某政府系組織のシステム企画の要件定義等を経験する。
現在、都内の某国立大学院で経営学を学習中。加えて、大学院と提携しているコンサルティングファームと協業し、将来の公立病院の経営戦略をテーマにレポートを執筆中。
また、中小企業診断士として、週1~4程度の頻度でベンチャー企業の業務を手伝い、新事業企画の立案や収支シュミレーションの作成等、パワーポイントを中心とした資料作成や市の融資相談員を行っている。
趣味は星野リゾートと離島巡り。日本中回りたいと思っている。
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