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目次
1. 磐梯山温泉ホテルとは
磐梯山温泉ホテルは、星野リゾートが運営するホテルの一つであります。
会津磐梯山の麓にある猪苗代湖を眼下に望む高原リゾートホテルです。リゾートホテルとして必須である温水プールやスパ、温泉が揃い、知られざる会津文化に触れる滞在を楽しむことができます。夏の新緑から紅葉に燃え、深雪に包まれる冬の季節までアクティブに過ごせます。
2. 利用したプラン
今回利用したプランは、ビュッフェでの二食付会津モダンスイートです。料金は一人33,724円となります。会津モダンスイートという部屋は、本ホテルで一番広い部屋となります。なんと、104m2の広々としたスイートルームです。一階は会津地酒を楽しむための日本酒セラーを設置したBARコーナーや小上がりがあり、ゆったりとくつろぐことができます。
二階の寝室には4台のベッドが配置されているため、四名泊まるには十分な広さです。備え付けの日本酒やドリンクは自由に飲むことができるので、部屋でも会津のお酒を楽しむことができます。
日本酒が好きな女子会とかぴったりのホテルなのではないでしょうか。
3. 磐梯山温泉ホテルのアクセス
磐梯山温泉ホテルは電車でいったため、磐梯町駅から無料送迎バスを利用して訪れました。大体25分程度要します。予約は星野リゾートの磐梯山温泉ホテルの追加プランで指定できます。
日程によってはバスが貸切となります。
ホテル自体はかなり大きいです。すぐ近くにゲレンデがあるため、スキーヤーやスノーボーダーが多くいました。
入口からすぐ左手に受付があります。コロナウイルス対策もばっちりですね。
4. 磐梯山温泉ホテルの部屋
部屋全体
磐梯山温泉ホテルは非常に広いのですが、客室自体は3階から5階に集約されています。
まず、今回予約した会津モダンスイートの部屋ですが、本ホテルで一番広く、一番高い部屋となります。
非常にカラフルな家具がありますね。
部屋の所々では、会津に伝わる綿織物、会津木綿でつくったクッションが置かれています。また、正面にあるちゃぶ台は、会津の伝統工芸「会津塗」の技法を用いて作られたちゃぶ台です。会津の文化を五感で感じることができます。
二階に寝室があります。非常に広々とした部屋です。
ベッドがふかふかです。
二階には化粧台があります。勉強もできる机です。
外を眺めるとすぐにゲレンデがあります。最高です。
ロッカーには、館内でちょっとした物を運べるバッグもあります。
トイレはもちろん綺麗に掃除されています。
後述しますが、バーカウンターも完備しています。お茶もあります。
冷蔵庫には、ビールや桃のジュース、炭酸水、天然水が置かれています。ドリンクに関しては星野リゾートぴか一です。
作務衣もおしゃれです。
洗面所のアメニティも最低限に揃っています。
大浴場があるので使うことはほぼないと思いますが、もちろんお風呂があります。
バーカウンター
会津モダンスイートの大きな特徴としては、部屋にバーカウンターがあることです。これが本当おしゃれです。
赤べこやおしゃれな器があります。
まさに星野リゾートという部屋です。
さらに、部屋には日本酒のセラーが用意されており、スタッフが選んだ日本酒が用意されています。まさに日本酒好きのための部屋ですね。
ただ、まずはビールで乾杯しましょう(笑)
おすすめの日本酒の飲み方としては、様々な器を使ってのむことです。気分が変わります。
やわらぎ水には炭酸水や天然水を飲みましょう。
福島の地元では有名らしい「桃の恵み」というジュースがあります。本当に美味しいです。
5. 磐梯山温泉ホテルの食事
夕食
磐梯山温泉ホテルの夕朝食は、ホテル一階の「kisse・kisse」にてビュッフェスタイルで提供されます。
夕食は17時半から21時までの提供です。現在は二部制となっています。こじんまりとした部屋で充実した時間を過ごすことができます。
メニューごとに仕切りもしっかりと各テーブルごとについており、コロナウイルス対策はばっちりです。野菜も豊富です。
星野リゾートではおなじみのライブキッチンもあります。
アルコールもありますが、本ホテルでは飲む機会が沢山あるため、あまり頼んでいる人がいませんでした。
必ず食べてほしいのが、ライブキッチンのしゃぶしゃぶとローストビーフ、お蕎麦です。どれも美味しいです。
最後のデザートはソフトクリームにそばみつをかけたそばみつソフトを食べましょう。
朝食
朝食も非常に豪華です。夕食と同じくライブキッチンがあります。
絶対に食べてほしいのが喜多方ラーメンです。予想以上に本格的なラーメンで、本当に美味しいです。容器は少し小さいのですが、食べすぎには注意しましょう。
他にも、会津で祭事やお盆の時に食べる親しまれている、「まんじゅうの天ぷら」があります。家庭料理の餡がぎっしり詰まったお饅頭をさっくり揚げたももので、新感覚の美味しさです。
他にも、オムレツやいかの塩辛、おかゆもあります。
ドリンクも種類が多いです。
6. 磐梯山温泉ホテルの館内施設
赤嶺の湯
ホテルには、もちろん大浴場があります。落ち着いた雰囲気雰囲気を持ち、ヒバの湯船が香る癒しの空間です。特別な日だったかもしれませんが、りんごが浮いておりました。
ただ、サウナがある一方で露天風呂がありません。残念です。
湯上りには、野草から作られた蔵茶を飲むことをおすすめします。
みんな大好き、アイスキャンディ―もあります。
Books&Cafe
エントランスのすぐ近くにあるカフェです。非常に広々としています。ホテルで行われる様々なイベントはほとんどこの場所でやります。
席数も非常に多いです。
コーヒーも飲み放題です。
勉強や仕事ができるような席もあります。
会津SAKE Bar
Books&Cafeの横には、会津の蔵元から仕入れた地酒を楽しめるバーがあります。
イベントの申し込みもここで行います。
売店
売店は一階にあります。会津の日本酒が多いです。
温水プール
地下1階には、冬でも楽しめる温水プールがあります。タオルも現地に完備されています。
謎の部屋
会津のBooks&Cafeの二階では、謎の部屋があります。
コインランドリー
温泉の近くにはコインランドリーがあります。連泊に便利ですね。
7. その他サービス
雪原の飴よばれ会
15時から16時45分と短いですが、雪の上で飴を固めるという会津の文化体験がコデランニ広場で開かれています。
結構楽しいです。
薬研こしぇる茶
「こしぇる」とは、会津弁で「作る」の意味です。病気の予防や治療のために、古くから薬草作りを行っていた会津は、今でも会津若松市に、御薬園という薬草園があります。
「薬研こしぇる茶」では、会津に薬草文化を体験いただくため、好きな薬草を選び、薬草を用いて粉末にし、お湯を注いで、オリジナルのお茶をお楽しみ頂けます。
一から全て体験できるので、子供の教育にもいいかもしれません。
ごりごろと薬草を擦ります。
本当に美味しいです。
日本酒のすすめ
通年開催されているイベントです。酒どころ会津の地酒を中心に紹介したり、日本酒のおいしい飲み方なども案内してくれます。日本酒が苦手という方もお楽しみいただける内容をフォトシアターを使ってお届けします。試飲では味の違いを楽しむことができます。
少量の日本酒が振舞われます。
ハッピーアワー
会津SAKE Barでは、19時から20時までの一時間にお酒がひとつ無料となります。日本酒の他にもビールが飲めます。さらに二杯目も半額で飲めるため、酒好きには非常に嬉しいイベントです。
しかも日本酒はなんと一合です(笑)
以上、感想としては、日本酒好きのためのホテルであると感じました。とくに今回泊まった会津モダンスイートは、日本酒セラーやバーカウンターがあり、滞在中ずっとお酒を楽しめます。また、冬の期間はチェックアウトが13時と遅いのもプラスのポイントです。