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目次
1. OMO3浅草とは
OMO3浅草は、星野リゾートが運営するホテルの一つです。
OMO3浅草は2023年7月31日に開業したホテルで、懐かしさとトレンドが混ざりあい、誰をも魅了してやまない浅草に位置しています。ホテルは浅草駅から徒歩約4分、浅草寺から徒歩約1分の街ナカに位置し、館内の至るところから浅草寺や東京スカイツリーを望むことができます。
コンセプトは「粋だねぇ、浅草上手」。目移りしそうな程、新旧の魅力が街にあふれ、浅草寺を中心に常に賑わいを見せる浅草。OMO3浅草は、粋な浅草に通じる「浅草っ子」のように、上手に浅草を満喫できるような、これまでにない宿泊体験を提案します。
最上階のOMOベースからは、歴史ある浅草寺から現代的な東京スカイツリー(R)まで浅草の街並みを丸ごと一望できます。朝、昼、夜と、刻一刻と表情を変える浅草を眼下に見下ろしながら、特別な時間を過ごすことができます。
ホテルの名称にある「3」という数字は、ゲストに提供されるサービスの幅を示しています。例えばレストランの有無など、星野リゾートで定義したホテル内における設備の有無やスペックを、0を基準に表したものです。
アクセスは東京メトロや東武鉄道が通る浅草駅から徒歩約4分程度です。6番出口という非常にレトロな出口から出ると、旅行の楽しみが増すと思います。
受付は予約度後にメールで届くQRコードによって、セルフサービスで行うことができます。時間がかからなくて便利ですね。
2. 利用したプラン
今回利用したプランは、「やぐらルーム おもたび。(食事なし)」です。
キャンセル料金が21日前から発生します。今回は土曜日宿泊ということもあり、少し料金が高く、1人一泊14,100円でした。日によって予約金額は結構前後するようです。
なお、宿泊プランにはフードドリンクステーションで使用できるチケットがついているプランがあります。900円くらいの追加で1,000円分のお買い物ができるため、チケット付きプランを選択するのがおすすめです。
今回、OMO3というブランドにしてはコスパという点では良くありませんでしたが、他のOMOにはない非常に優れた場所がありましたので、是非一度訪問いただきたいです。
3. OMO3浅草のサービス
OMOベース
OMO3浅草における最大の目玉は、フードドリンクステーションとルーフトップテラスを兼ね備えたOMOベースです。ホテル最上階である13階に位置しています。
椅子が広いフロアの様々な場所に設置されています。西側には浅草寺、東側にはスカイツリーがはっきりと見える等、ホテルからの眺めは星野リゾートトップクラスです。
フードドリンクステーションでは牛乳からお酒まで幅広くそろっています。24時間営業のため、おそらく滞在者は必ず訪問すると思います。
カップ麺やスープの種類も豊富です。
水や氷は無料です。コーヒーは150円から200円程度で飲めます。
お酒好きに必ず頼んでほしいのが、TOKYO隅田川ブリューイングの香るヴァイツェンです。セルフサービスですが、生のクラフトビールが500円で飲めます。
支払いは2つ設置されているタッチパネルより行います。
朝ごはんもフードドリンクステーションでいただきました。メンチカツサンドは美味しかったです。
食べる場所は非常に広々としています。
屋外にも椅子や机が無数にあります。
スカイツリーを眺めながらのお酒は格別ですね。
続いて、屋上のルーフトップテラスです。写真を見てわかるように、浅草寺を見下ろすことができる神景色です。
スカイツリーも非常にきれいに見えます。テラスは暗いため、ランタンを借りることができます。
各種レンタル
OMO3浅草では、ルームウェアのレンタルができます。一着200円で荷物が少なくなるため、是非使いましょう。
他にも水筒等が販売されています。会計はセルフです。
歯ブラシ等のアメニティは無料です。
朝7時から、ホテル周辺の見どころを従業員が案内してくれるようです。予約が必要とのこと。
4. OMO3浅草の部屋
私が宿泊した「やぐらルーム」は広くないものの、とても清潔かつ居心地が良かったです。ただ、靴を置く玄関スペースが非常に狭く、不満でした。
カードキーをかざして入ります。オートロックなのでご注意を。
エレベーターに搭乗する際もカードキーが必要なため、常に携帯しましょう。
部屋に入ると、テレビが備え付けられています。
ロフトみたいな場所があるため、まあまあ広く感じます。
ベッドはふかふかで、可愛いクッションもあり。
電源はちょこちょこ配置されています。
かわいいコップや金庫、冷蔵庫は階段下にあり。
冷蔵庫には水の容器があるので、フードドリンクステーションで水をいれてきましょう。
なんと言っても独立洗面台が嬉しい。寒い朝でもバスルームに入らなくて済みます。
トイレやバスルームも清潔です。
シャワーは狭いけど清潔です。
お部屋でのチェックアウトもできるため、チェックアウト時間ぎりぎりの11時まで滞在しました。
5. OMO3浅草の食事
フードドリンクステーションでの朝食は別の章で書きましたが、OMO3浅草の周辺には美味しいグルメがあります。その一例を紹介します。
一頭買焼肉 玄 浅草本店
徒歩10分程度の場所にあります。実は浅草には無数の焼肉店があり、激戦区です。ここ玄ではカルビやロースの他、通常では口にすることのできない一頭買いならではの稀少部位が楽しめます。土曜日に訪れましたが、19時の時点でほぼ満席でした。
ササミなんて部位は初めて聞きました。とてつもなく美味しかったです。結構食べましたが一人5,000円程度で、コスパは良いです。
弁慶
ホテルから約5分歩いた場所にあるのが、ラーメン弁慶です。朝4時まで開店しており、非常に使い勝手が良い店です。
背脂が完全に溶けだす寸前のトロトロの状態を見極め、豚骨・鶏がらで摂ったスープと一緒に、濃いめの醤油ダレの上から叩き落す、弁慶独自の製法にこだわっているラーメンです。見た目はキツイですが、おもったよりあっさりとしており本当においしいです。
6. その他
Go-KINJOMAP
受付の近くには、近所の名所やお店の情報が満載のGo-KINJOMAPがあります。
コインランドリー等
OMO3浅草の夜景以外のもう一つの目玉として、浅草落語ナイトがあります。浅草の街を望む最上階のOMOベースで、浅草の娯楽を代表する落語を間近で体験できるイベントです。
洗濯は日替わりで登場する落語家が、約15〜20 分の落語を一席披露します。
アクセスの良さ
他の項目でも説明しましたが、OMO3浅草はリッチが神がかっております。特に浅草寺は徒歩3分程度で到着するため、人が少ない深夜や早朝の散歩にうってつけです。
浅草の街は観光名所として非常に洗練されており、夜の街歩きも楽しいです。
総合的な評価としては、星野リゾート随一の夜景が堪能できるため、デートとかで訪れると良いかもしれません。また、最上階のOMOベースも非常に使い勝手が良く、高評価です。ただ部屋の玄関の狭さは一考の余地ありです。