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※本旅行記は2016年の5月の旅行を元に記載しています。
目次
1. 八丈島とは
八丈島は、東京の南方海上287kmに位置する東京都の島です。
面積は69.11平方kmで、ひょうたんの型をしています。
地形的には富士火山帯に属する火山島であり、南東部を占める三原山(700.9m)と北西部を占める八丈富士(854.3m)から成り立ちます。
2. 利用したプランと予算
利用したプラン
今回は、ゴールデンウィーク中であったため、島での宿が取れませんでした。
そのため、底土野営場でテントを貼り、4泊野宿しました。
船は、東海汽船の橘丸を利用しました。とても大きい船です。
東海汽船(9173)が運営しています。
また、宿と同様船室の予約もできず、行きは船の空いている場所で約10時間雑魚寝でした。しかし、料金は二等船室と同じ金額がかかります。
船内は湿度も温度も高いですが、外は逆に寒いぐらいなので、雑魚寝はできるだけ避けるようにしましょう。
なお、毛布は一枚100円で借りることができます。
八丈島は広いため、島中を回るためにはレンタカーを借りる必要があります。
自分は三日間借りました。
ちなみに、レンタカーはほぼ軽自動車です。離島では潮風が強く、車がすぐにだめになってしまうため、高い車を買う必要がないとのことです。
予算
行程:3泊5日
船代往路:9,680円(二等)
船代復路:14,520円(特二等)
宿泊代:0円
食費:約20,000円
娯楽費:5,000円
レンタカー:7,000円(1人当たり)
合計:56,200円
3. 八丈島の観光地紹介
底土海水浴場(そこどかいすいよくじょう)
底土海水浴場は島内唯一の人工砂浜になります。ベンチも設置されているため、一日目の昼食はスーパー等で島寿司を買い、青空と海を眺めて食べるのがおススメです。
近くの岩場からの撮影です。海水は非常に透明度が高いです。
八丈富士(はちじょうふじ)
八丈富士では、山頂の火口を一周する「お鉢めぐり」をメインにトレッキングを行うことができます。
私の足では山頂までに1時間弱、お鉢めぐりで約2~3時間かかりました。
八丈島ふれあい牧場
八丈島のふれあい牧場は眺めの良い牧場です。
個人的には、八丈島で一番景色の良い場所であると思います。GWと夏休みの期間中は売店でおいしいアイスが売っています。
八丈島地熱発電所
東京電力パワーグリッドが運営している発電所です。しかし2019年3月29日に廃止されてしまいました。八丈町は2017年にオリックスと「地熱発電利用事業に関する協定」を締結したため、この跡地にはオリックスが新たな地熱発電所を建設する予定です。
4. 八丈島のグルメ
島寿司
島寿司とは、伊豆七島の近海で獲れた旬な魚を使った郷土料理です。魚は醤油ベースのタレに漬けてヅケにし、シャリはやや甘い酢飯で握り、ワサビの代わりにカラシを載せます。なお、八丈島の寿司屋では予約が取れなかったため、上記写真は新島で撮ったものとなります。
くさや
くさやとは、伊豆諸島の名産品です。くさやは、獲れた魚を「くさや液」と呼ばれる発酵液に漬けた干物で、独特な臭いを発します。
確かに臭いは結構キツイですが、食べてみると魚のうま味が凝縮されており、本当に美味しかったです。
焼酎やビールと併せて是非食べてみて下さい。
ソフトクリーム
八丈島では、多くの売店でソフトクリームが売られています。外の景色を見ながら食べるソフトクリームは格別です。
今回は、「むかしのとみじろう」という所で食べました。
天ぷら
八丈島の特産品の一つに、明日葉があります。その明日葉を使った天ぷらは、程よい苦みが感じられ、とても美味しいです。
今回はお蕎麦と共に「千両」さんで食べました。
5. 八丈島のその他魅力
お祭り
八丈島では、ゴールデンウィークに八丈祭、7月に八丈島夏祭りが行われます。
こじんまりとしながらも島独特の雰囲気が感じられるため、私は島のお祭りが大好きです。
大きな橋梁
八丈島には、大きな橋梁があります。特に観光協会等で紹介されることはないのですが、眺めがいいので個人的に好きな場所です。
出発日に東京の夜景が見れる
八丈島とは直接関係のないことですが、往路の船では東京の夜景が見れます。これは、ジェット船や飛行機では見ることができません。一度は大型船で伊豆七島に行ってみて下さい。
今回旅行の総合的な評価としては、海も綺麗でごはんも美味しく、大変満足です。大型船で行くと片道約10時間もかかりますが、また八丈島には行ってみたいです