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※本旅行記は2017年の8月の旅行を元に記載しています。
目次
1. 大島とは
伊豆大島は東京から南に約120kmの所にあり、伊豆七島の中では最も首都圏から近い島となります。黒潮の影響により一年を通じて温暖な気候であり、島の中央にそびえる三原山を中心とした火山島独特の地形からなる特徴的な景観が特徴です。
2. 利用したプランと予算
利用したプラン
船は、東海汽船の橘丸を利用しました。とても大きい船です。
東海汽船(9173)が運営しています。
今回は、八丈島と同様に船室の予約ができず、行きは船の空いている場所で約7時間雑魚寝でした。しかし、料金は二等船室と同じ金額がかかります。
8月のため船内は湿度も温度も高く地獄でした。雑魚寝はできるだけ避けるようにしましょう。
なお、毛布は一枚100円で借りることができます。
宿泊場所は、カプセルホテルの「アイランド伊豆大島」でした。
街へのアクセスが非常に良い割には料金が非常に良心的でした。
歯ブラシ等のアメニティも最低限揃っています。
大島は非常に広いため、島中を回るためにはレンタカーを借りる必要があります。自分は一日借りました。
※なお、コロナウイルスのため現在休業中のようです。
予算
行程:1泊3日
船代往路:5,060円(二等)
船代復路:5,060円(特二等)
宿泊代:5,400円
食費:約15,000円
娯楽費:5,000円
レンタカー:4,000円(1人当たり)
合計:39,520円
3. 大島の観光地紹介
トウシキ海岸(とうしきかいがん)
玄武岩の溶岩に囲まれた海岸です。岩場にはカニやイソギンチャク等の生き物も多く見られます。
三原山(三原山)
霧がひどく、登ることを断念しました。
ちなみに写真は登山口です。結構バスが出ているようです。
波浮の街並み(なみうきのまちなみ)
波浮の港は、かつては沖合漁業の中継港であったため、大変な賑わいを見せていたようです。その町並みが当時を偲ばせる造りであり、非常に情緒ある雰囲気を味わえます。
まるで京都や高山にいるような感覚でした。
今回の旅行で一番記憶に残っています。
椿花ガーデン
椿花ガーデンは、四季の移り変わりとともに変わる花々や風景の変化を、体感できる施設です。
為朝の館跡(ためとものやかたあと
この場所は、鎮西八郎源為朝が保元の乱で捕えられた後、大島へ流され住んでいた館の跡と伝えられています。為朝のために許されたという格式ある朱塗の門があることから通称赤門と呼ばれていました。
4. 大島のグルメ
島寿司
島寿司とは、伊豆七島の近海で獲れた旬な魚を使った郷土料理です。魚は醤油ベースのタレに漬けてヅケにし、シャリはやや甘い酢飯で握り、ワサビの代わりにカラシを載せます。別名、べっこう寿司とも呼ばれています。
写真は大関寿司というお寿司屋さんで撮影しました。
伊豆七島は島ごとに少しずつ寿司のネタや味が違うのが楽しいです。
大島牛乳アイス
大島牛乳を使用したアイスです。手作りの為、大量生産ができず、島内限定で販売している模様です。さっぱりした美味しかったです。
実は大島は、昭和元年に1,200頭あまりの牛が飼育されており、「ホルスタイン島」と呼ばれたとか。
刺身
大島では多様かる新鮮な魚が採れるため、刺身が非常に美味しいです。
写真は肴やという居酒屋さんです。
べっこう丼
魚を醤油ベースのタレに漬けてヅケにし、丼ぶりにしたものです。醤油などはかけずにいただきます。美味しい。
元町港の近くにあるので、出発まで時間があったら是非!
5. 大島のその他魅力
水質
新島の海は非常に綺麗です。ただ、神津島や新島より若干水質は劣るかもしれません。
雄大さ
とにかく大島は山も大きければ島の面積も広い。
その名のとおり、大きい島なのです。
今回旅行の総合的な評価としては、ごはんが美味しかったため、満足です。ただ、面積の割には若干飲食店の数が少ないのがネックです。