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※本旅行記は2022年の8月の旅行を元に記載しています。
目次
1. 渡嘉敷島とは
渡嘉敷島は、慶良間諸島の東端にある沖縄県の島です。那覇から30kmしか離れていないため、那覇の港からフェリーで約1時間と日帰りでも足を運ぶことができます。また、島の中央部から北側にかけては、200m超の山々が連なり、海に迫る絶海の急斜面など、ダイナミックな自然が息づいています。
集落は「渡嘉敷」「阿波連(あはれん)」「渡嘉志久(とかしく)」の3つがあり、合計で750人ほどの人が居住しています。田園風景が広がり、素朴でのんびりとした風情が感じられます。
渡嘉敷島いちばんの魅力は、「ケラマブルー」と呼ばれる、透明度の高い海です。島内には20近いダイビングポイントがあり、ダイバー天国の島として知られています。その海の美しさは「亜熱帯の楽園」と呼ばれるにふさわしいものです。また毎年冬には、島の近海にザトウクジラが姿を見せ、ホエールウォッチングも満喫できます。
【参考】渡嘉敷島観光は島歩きがおすすめ!景勝ポイントそぞろ歩き
2. 利用したプランと予算
利用したプラン
今回は、飛行機と船を利用して訪問しました。
羽田空港から那覇空港まで飛び、そこから船で渡嘉敷島へ向かいます。
今回、JALマイルを使って移動したため飛行機代は無料でした。
港からの出発は10時と朝早くのため、前夜のうちに沖縄の地へ降り立ち泊港の近くで宿泊しました。
私が那覇で泊まったのは、「OMO5沖縄那覇」です。
OMO5沖縄那覇は、星野リゾートが運営するホテルの一つであります。
OMO5沖縄那覇は、異国文化が交差し、南国情緒あふれる那覇に位置しています。那覇をを歩くと思わず心(ちむ)が弾みます(どんどん)。街のどこを歩いてもワクワクする空気に包まれて、さながら街全体がバザールのよう。活気ある市場や迷路のような路地裏など、旅する人の好奇心をくすぐり、何回でも来たくなる那覇をご案内します。
利用した船
船は、泊港よりフェリーとかしきを利用しました。フェリーはとまりんという場所から出ています。
フェリー便は泊港から一日一便出ています。往復3,310円と結構安いです。これより速いマリンライナーとかしきを利用することも可能ですが、少し高いです。
渡嘉敷島は日帰り客も多いので、土日はかなり混みます。
船はほとんど揺れず非常に優雅です。この日も青空が出ていました。日焼けに注意ですね。
船内は広くなく、食事がとれる場所がありません。
座敷の席と椅子がある席があります。自由席なのでお早目に。
自動販売機だけは非常に充実しております。
予算
行程:2泊3日
飛行機代往復:16,220マイル
船代往復:3,310円
宿泊代:約18,000円
食費:約5,000円
娯楽費:約1,000円(シュノーケリング)
合計:27,310円
3. 渡嘉敷島の宿泊
宿泊は「民宿とみ乃」という宿にお世話になりました。「ごはんが美味しい」と評判の民宿とみ乃です。化学調味料を使わず、手作りにこだわる料理は肉料理と魚料理のメインが2品あり、小鉢、お刺身がつく豪華さ。ボリュームたっぷりだが、気づくとペロリと平らげてしまうほど美味しい。これを目当てにリピートするお客が多いそうです。
予約はWeb等で行っていなく、電話のみでの受付というファンキーさがあります。ただ離島にしては本当に内装も外装も綺麗であり、リピーターが多いのもうなづけます。
1階の食堂も綺麗ですが、部屋も綺麗です。もちろんクーラーもついており、非常に快適でした。
タオルや歯ブラシは別途購入が必要となります。
シュノーケリングセットは1,000円と安いので、ここで借りましょう。近くの浜辺である阿波連はライフジャケットがないと泳げません。
屋上には干す場所やハンモックなんかがあります。日焼けに持ってこいです。
夕食
夕食は1階の食堂で皆集まって食べます。19時~で時間帯は選択できません。宿泊者はオリオンの生が380円で飲めます。最高です。
必ずご飯と沖縄そば、突き出し、刺身、メイン料理が出てきます。味付けも良く、量も沢山です。ご飯もおかわりできるで、宿のご飯だけで夕食が充分です。
朝食
朝食も十分すぎる量で、必ず焼き魚とご飯もの、汁物はついてきます。ボリュームたっぷりで、これだけでも来た甲斐があります。
4. 渡嘉敷島の観光地紹介
阿波連ビーチ
渡嘉敷島メイン海水浴場が阿波連ビーチです。あはれんと呼びますのでお間違いなく。全長800メートル、真っ白でサラサラとした砂浜です。沖合はサンゴが多く、熱帯魚にもばっちり出会えます。
宿の近くにあったため1日10回くらい行きました。海が綺麗なのと、やどかりやイカ、運の良い時はカメにも会えます。
夕焼けは息を飲むような美しさです。
クバンダキ展望台
浦阿波連ビーチの西側にある展望台で、南西に突き出している場所にあるため海の見晴らしが最高です。左側には阿波連ビーチ、正面にはハナリジマ、右側には座間味・阿嘉島を見ることができます。
行き方が若干難しいので、地元の方に道を聞くのも手です。
階段も若干上りますが、景色が最高なので来訪必須です。
渡嘉志久ビーチ
島の中央部にあり、湾になっている渡嘉志久ビーチ。遠浅になっているので、お子様連れでも遊べます。また、ウミガメがエサを食べに来るポイントになっているので、タイミングが合えば見る事ができるかも。
海の家もあるので、ご飯やお酒にも困らないです。
阿波連港
阿波連集落の奥のまた奥にある港です。あまり人がいませんが、実は星空が綺麗に見える最高のスポットなのです。
5. 渡嘉敷島のグルメ
新垣商店
島には飲食店が少し点在していますが、店主の気まぐれにより営業していないことも多々あります。そのため、阿波連地区唯一の商店である新垣商店は非常に貴重なグルメ源となります。
この商店は他の離島の商店と比較しても圧倒的にお酒の種類が多いです。吞兵衛には最高ですね。
沖縄名物のポークおにぎりやサーターアンダギーなんかもあります。弁当もあるので、とにかく昼飯に困ったらここです。
ハーフタイム – Half 1/2 Time
島で一番おしゃれな場所といっても過言ではない飲食店です。
ステーキ&ハンバーガーレストランで、オーナーシェフが心を込めて作るお料理をカップルやご友人、ご家族で是非お楽しみ下さい
6. その他
生き物
渡嘉敷島は国立公園内にあるため、多様な生物と遭遇できます。特に多いのが二ホントカゲで、歩いていると良く物音が聞こえます。また、夜歩いていると山羊がたまにいます。少し怖いです(笑)
今回旅行の総合的な評価としては、飲食店の多くが閉店しておりほとんど訪問できなかったのが残念でしたが、宿のご飯が美味しいのと、シュノーケリングで沢山の熱帯魚が見れて満足です。