離島宿泊記⑩ 利島

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

※本旅行記は2023年の8月の旅行を元に記載しています。

1. 利島とは

伊豆七島にある島の一つであり、東京から南へ約140kmの位置にあります。周囲約8km、面積4.12km2であり、人口は約300人と小さな島です。砂浜はなく、断崖絶壁に囲まれた利島には島全体が椿林に覆われ、その本数は約20万本と言われており、冬になると島中で咲き誇る椿の花を見ることができます。また、自然美が豊かな本島は、夜空もまた美しく、天気の良い日には、多くの星座や天の川を肉眼で見ることができます。また利島港周辺に約20頭のイルカが棲みつき、船上から見学するイルカウォッチングや一緒に泳ぐこともできるドルフィンスイムも評判です。

椿油の生産量は全国でも有数で、何度も日本一になっています。漁業も盛んで、伊勢海老やサザエは、サイズも大きく利島を代表する海産物です。利島の気候は、年間を通じて温暖ですが、冬には強い季節風が吹き荒れ、入り江のないため、岸壁に高い波がしぶきを打ち上げます。

海底火山の噴火によってできた利島は、周囲を壁に囲まれ、平坦な土地はほとんどなく、島の北側だけがやや緩やかな斜面になっており、集落はここひとつです。島の全世帯がこの集落の中に暮らし、港や村役場、農協や商店、民宿や食堂なども、全て集まっています。

【参考】利島村HP

ツアー総額

■利用施設
08/18(金) 客船+客船プラン 民宿 寺田屋【現地1泊】
 2名×1室
 夕食・翌朝食付

■その他(オプション)
船等級UP料金

■旅行費用
費用合計 146,500円

《費用明細》

基本料金(大人)
 29,800円×2=59,600円
船等級UP料金
 2,800円×2=5,600円
旅行費用合計
 65,200円

2. 利用したプランと予算

利用したプラン

今回は、トラベルロードで予約をしました。

【参考】トラベルロード 利島ツアー

利用した民宿

宿泊場所は、民宿の「寺田屋」でした。
2010年に新館をつくり、旧館も改装を行いました。 全部屋、無料で無線LAN(Wi-Fi)のご利用が可能です。新館、旧館共に全室完全禁煙となっております。(屋外喫煙所あり)

【参考】民宿寺田屋

部屋は結構きれいです。ハンガーなんかも完備されています。

食堂にはテレビがついており、スポーツ観戦なんかもできます。

夕食は魚や野菜、改装なんかがふんだんに使われていました。ごはんのお替りは自由です。ビールは瓶ビールが700円で飲めました。

朝食も魚が使われていました。

利用した船

今回も夜行船を利用しました。
東海汽船(9173)が運営しています。

さるびあ丸という白い大型船に乗っていきます。

六時間くらいかかるので、時間がない方は飛行機がおススメです。
ただ、夜浜松町から出発となるため、美しい夜景を見ながら移動できるという副産物がついていきます。

今回はオプション料金で座席を特二等へアップグレードしました。行きは睡眠時間を確保するため、可能な限り特二等を利用しましょう。プライベート空間がカプセルホテル並みに確保されるという点で、個人的には一等より良いと感じます。

海で食べるカップヌードル(特にシーフード)は絶品です。

ビールも高いですがあります。

今回は食堂を利用してみました。

島海苔塩ラーメンを食べました。1,200円の価値があるかというと微妙です。

今回はイレギュラーで大島からセブンアイランドというジェット船を利用しました。

セブンアイランドは設備が乏しいため、座席でじっとします。ただ速いです。

こうして利島へ到着しました。

島内の移動

島内の移動は、周囲が8kmしかないため、徒歩で十分です。というより、徒歩以外はレンタカーを宿で借りるくらいしか徒歩以外の移動手段がありません。

利島一周道路をひたすら歩きました。坂道だらけで正直地獄です。

予算

行程:1泊3日
ツアー代金(船代往復+宿泊代+二食付き):32,600円(往路大型船特二等)
食費:約3,000円
娯楽費:約1,500円
合計:37,100円

3. 利島の観光地紹介

夕日展望台

島一周道路の途中にあります。昼に伺いましたが地元の人曰く、夕日がすごい綺麗だそうです。

景色という点では島最強のスポットなので、是非行ってみてください。

ウスイゴウ園地

宮塚山の東側に位置する公園で、利島で一番早く日の出が見られる場所です。「ウスイゴウ」とは、「朝日のさす所」という意味です。展望台のほか、利島で発掘された古代の住居を模した東屋や銅鏡を模した池などがあります。園内には花も多く、椿や「さくゆり」の花が咲く光景は見事です。

カケンマ浜

利島港・本桟橋と西桟橋の間にある白い砂浜が、 人工ビーチ「カケンマ浜」です。夏季限定でオープンし、地元住民をはじめ観光客が利用する人気スポットです。

肉眼で魚が見えるほど透明度が高い海です。

宮塚山

今回は山登りをしませんでしたが、利島の象徴である宮塚山は、円錐形で美しいピラミッド型の姿をしています。山の中には、ヤブツバキを中心に様々な植物と野鳥が住んでいるそうです。

利島港西防波堤

カマンケ浜の近くにある防波堤です。釣りができるスポットなります。亀も本当に多くいました。

3種類くらいの魚が釣れました。

利島フェリーターミナル

観光スポットではありませんが、舟券の販売や島に少ない自動販売機、トイレ、お土産なんかが売られているため、滞在中は必ず寄ると思います。

4. 利島のグルメ

食堂HARU

昼食は食堂HARUというところで食べました。地元の人曰く、最近オープンした店だそうです。

韓国料理がメインみたいです。ビビンレーメンとビールを頼みました。

本場のレーメンらしく?、汁がないタイプでした。

スナックオレンジ

島では唯一夜やっている店みたいです。

5. 利島のその他魅力

商店

島にはもちろんコンビニがありませんが、その代わり三つの商店があります。一番品揃えがいいのはマルミ商店です。海苔のお土産もあるので必ず寄ってください。

ここは寄りませんでしたが、吉多屋本店です。

最後に一番営業時間が長いと思われるのが、中村商店です。

利島村勤労福祉会館

旅行者でも利用可能な施設です。卓球やボウリングができるみたいです。

今回旅行の総合的な評価としては、もう少し準備をして訪問すればよかったという印象です。初心者でも釣りが出来のはプラスポイントです。次はドルフィンスイムに挑戦したいと思います。

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プロフィール

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このサイトを運営しているhk5です。
1991年生まれ、東京生まれ東京育ち。
都内の某私立大学を経て、某シンクタンクの支社決算業務の主担当として従事。 3年半勤務後、某コンサルテインングファームでAIプロジェクトの企画書作成、某金融機関のチャットシステム実装のPMO、某政府系組織のシステム企画の要件定義等を経験する。
現在、都内の某国立大学院で経営学を学習中。加えて、大学院と提携しているコンサルティングファームと協業し、将来の公立病院の経営戦略をテーマにレポートを執筆中。
また、中小企業診断士として、週1~4程度の頻度でベンチャー企業の業務を手伝い、新事業企画の立案や収支シュミレーションの作成等、パワーポイントを中心とした資料作成や市の融資相談員を行っている。
趣味は星野リゾートと離島巡り。日本中回りたいと思っている。
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