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※本旅行記は2020年の3月の旅行を元に記載しています。
目次
1. 与論島とは
与論島は鹿児島から南へ約563km、沖縄本島の北約23kmに位置しています。
サンゴ礁のリーフに囲まれた小さな島には、鮮やかな熱帯の花が咲いています。
何よりも特徴的なのは、エメラルドグリーンの海の綺麗な海です。海の色は通称「ヨロンブルー」と言われており、必ずあなたを虜にしてくれます。
最近では、嵐の「IN THE SUMMER」という曲のMVに使われたことで、一躍有名になりました。また、最近ではコロナウイルスの小規模クラスターが起きてしまいましたが、一生に一度は必ず訪れてほしい場所です。
2. 利用したプランと予算
利用したプラン
今回は、飛行機と船を利用して訪問しました。
那覇空港からは、JAL(9201)やANA(9202)、LCCが利用できます。
羽田空港から那覇空港まで飛び、そこから船でヨロン島へ向かいます。
私は「JALカードnavi」という学生専用のクレジットカードを保有しているため、6,000マイルという破格の少ないマイルで那覇空港まで往復することができます。
那覇港からの出発は朝早くのため、前夜のうちに那覇へ降り立ち宿泊する必要があります。
私が止まったのは、那覇港の近くの「ReTIME」です。
なんと、キャビンと言われる半個室の部屋に3,000円程度で泊まれます。しかも、大浴場付きです。絶対にここをおすすめします。
船は、那覇港よりMARIX LINEの「クイーンコーラル8」を利用しました。出発は朝早いので、近くのホテルに泊まりましょう。
宿泊は、友人の家に宿泊したため無料でした。
また、島内を回るため、野田モータースさんで一日だけ自転車をレンタルしました。
確か一日1,000円~1,500円くらいでした。
予算
行程:6泊7日
飛行機代往復:6,000マイル(JALカードnavi限定)
船代往復:8,580円(往路二等)
宿泊代:約7,000円(那覇のホテル二泊のみ)
食費:約30,000円
娯楽費:約10,000円
合計:55,580円
3. 与論島の観光地紹介
百合ヶ浜(ゆりがはま)
百合ヶ浜は、大金久海岸の沖合い約1.5kmにぽっかり浮かぶ、春から夏にかけて中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す真っ白な砂浜です。
太陽の光をうけてキラキラと輝く、海面の白い砂浜とエメラルドグリーンの海の色はまさに地球の楽園です。
大金久海岸(おおがねくかいがん)
大金久海岸は、遠浅の海が沖合約2kmまで続く海岸です。
マリンサービスやシャワー、トイレ、キャンプ場、海岸まで続く道にはお土産屋さん(露店)などが充実しており、グラスボートやマリンジェットで百合ヶ浜やシュノーケリングスポットまで行くことができる場所です。
ウドノスビーチ
街の中心地である茶花地域から近く、波が穏やかで泳ぎやすいビーチです。現地の人からは、夕日が一番綺麗に見えるということで行きました。
近くにはトイレや水道があるため、バーベキューをやりながら海や夕日を楽しむことができます。
寺崎海岸・トゥマイ(てらさきかいがん・とぅまい)
寺崎海岸は映画「めがね」の体操シーンやかき氷屋のシーンで使われたため、多くの観光客が訪れるビーチです。
寺崎海岸は隣にあるトゥマイと共に「龍の住む浜」と言われており、パワースポットでもあります。寺崎海岸にはメスの龍の形をした岩、隣にあるトゥマイにはオスの龍の形をした岩があるので是非チェックしてみてください。
宇勝海岸(うかつかいがん)
大きな砂浜があるわけではないのですが、とても綺麗な色を見せてくれる海岸です。与論の北側の海なので、北風が吹き込むときはかなり荒れるおそれがあるので注意が必要です。
与論島城跡(よろんじょうあと)
1405~1416年頃に、琉球の北山王の三男王舅が築城しておりましたが、北山王滅亡により築城が中止され未完成となった城跡です。北端から南東へ延長200m余の石積みは、伏龍を形どったものだと言われております。
琴平神社(ことひらじんじゃ)
琴平神社は、与論城の近くにある大きな神社です。昭和20年には米軍による爆撃により一度焼失していますが、綺麗に復旧されました。
赤崎灯台(あかさきとうだい)
与論島では少ない大型の灯台です。赤崎海岸の駐車場からあぜ道をひたすら進んだ先にあります。滅多に人が来ないようで、特に灯台近くまで行く道は歩くのも大変です。
灯台のすぐ近くまで行けますが、灯台には入れません。
有村酒造(ありむらしゅぞう)
有村酒造は、与論島で唯一の奄美黒糖焼酎の酒蔵です。
麹(こうじ)に使用するのは白麹とタイ米、黒糖は沖縄産数種類をブレンドしています。仕込みと割水には、与論島の地下水と海水を汲み上げ淡水化した口当たりの良い軟水を使用しています。
代表銘柄の「有泉」は、アルコール度数20度をメインに25度、35度があります。焼酎の中で20度は少々度数が低いのですが、これは、現地の「与論献奉」という酒席での文化で、沢山の量を飲むために作られたそうです。
なお、事前に電話をすれば製造工程の見学を気軽に受け付けてくれます。
4. 与論島のグルメ
与論産牛 とーぐら
A4ランク級の与論産牛をまるごと1頭買いし、良質な肉をリーズナブルな価格でご提供しているお店です。
与論産牛は島外に滅多に出ないため、非常に貴重なお肉です。
私は、ここのお肉が美味しすぎて三回くらい行ってしまいました。
カクテル loop
与論島の海を堪能しつつ、お酒を楽しめるBarです。海で集めたシーグラスやサンゴなどを展示しています。
なによりノーチャージのため、美味しいお酒がリーズナブルに楽しめます。
モリンガ麺 サム
モリンガ麺は、モリンガという樹木を練りこんだ麺です。モリンガとは、北インド原産ワサビ科の植物で、ミラクルツリーとも呼ばれ、とてもバランスのとれた栄養素を含んでいる樹木です。
モリンガ麺は、つけ麺としてサムという焼肉屋で食べることができます。
カフェ 海岸通り
茶花海岸の近くにある喫茶店です。ユニークなオリジナルのメニューが揃い、どの品もボリュームがあります。
パン ヒロヤベーカリー
与論島で唯一のパン屋です。地元の人もよく買いに来ます。
バナナ
与論島では本島で見れないようなバナナを打っています、スーパーで普通に売られているので、是非ご賞味あれ。
くるまどう キビジュース
与論島で採れるキビを絞って作るジュースです。正直は味は「!?」という感じです。是非一度はご賞味あれ。
島の駅「くるまどう」で飲むことができます。
5. 与論島のその他魅力
親切な住民
与論島には、観光客に優しい住民の方がたくさんいらっしゃいます。特になつこばあちゃんの店は貝で作ったアクセサリー等が売られておりますが、なぜかお茶やおまけもつけてくれました。
噂によると、〇ザンヌさんが良くお越しになるようです。
今回旅行の総合的な評価としては、控えめに言って最高でした。美味しいごはんに世界屈指の綺麗な海。本当に住みたいくらいです。